帝塚山学院小学校ニュース

TASC通信

今回のTASC通信は、主に水曜日の「理科活動」と金曜日の「そろばん」を担当している佐藤先生からのお便りです。
今回は、水曜日の「理科活動」についてのメッセージです。

10センチほどの細い針金を水に浮かべます。すぐに沈みます。同じ針金を蚊取り線香のように曲げて、そっと浮かべます。今度は浮きます。
「えー!」「なんで?」
透明の偏光板にセロハンテープをランダムに重ね貼りをします。光を見るとステンドグラスのように美しく輝いて見えます。
「わぁーきれい!」「虹みたい!」
子どもたちはこのような不思議な現象が大好きです。幼いころの感動体験、不思議体験が高学年の探求心につながると言われています。
夕方、手をつないで下校する親子を見ると、子どもが夢中になって今日一日の出来事を話しかけています。
「今日不思議な実験をしたよ!」
これからも、子どもが得意顔で話しかけるような、たくさんの面白実験を用意したいと思います。
 

一学期終業式

本日、TV朝礼方式で終業式が執り行われました。
校長先生からは、毎日の挨拶や言葉遣いなど、日々の生活で気をつけていることを夏休み期間中も継続して過ごしてほしいとお話がありました。

また今学期の表彰もありました。
さまざまな分野で児童のみなさんが活躍する姿を知らせてくれます。
二学期もたくさん、いい知らせを聞かせてくれることを楽しみにしています。


今年も暑い夏になりそうです。
体調管理には十分気をつけて、それぞれ夏休みを有意義に過ごしてくださいね。

卒業生の活躍 東京2020オリンピック

本校97回卒業生の青山華依さんが、東京2020オリンピックに女子陸上4×100mリレー予選代表選手として8月5日(木) に出場されます。出場を祝して、この度お祝いの懸垂幕が校舎西側に設置されました。

先日、本校にも来校いただき、在校生へのメッセージや、オリンピックに向けての抱負もお話しいただきました。

わずかではありましたが、在籍当時の担任や同級生と話す時間もあり、青山さんの素敵な笑顔と共に、お話をうかがえたことに感謝いたします。
 

Wishes from Australia

オーストラリアのアーミデールスクールから七夕の短冊が届きました。

6月14日にアーミデールを出発した短冊は、コロナの影響もありいつもよりも時間がかかってしまったために、七夕には少し間に合いませんでした。
約1ヶ月の長旅を経て短冊が無事に届き、アーミデールの先生も、こちらの教員も、楽しみに待っていてくれた児童たちも、嬉しい気持ちになりました。

届いた短冊はすべて日本語で書かれています。
自分の将来の夢や希望、そしてコロナの状況や世界が平和になることなど、たくさんの素敵な願いごとが書かれています。その願いことが叶うことを願って、笹に飾り、1学期の間は正門で掲示しています。

短冊を見た本校の6年生児童たちは、日本語で漢字が使われていることにも、すごいなと驚きながら一つひとつを眺めていました。また、3年前にアーミデールスクールのお友だちが来日したことを思いだす場面もありました。

気軽に会いに行けないからこそ、届いた短冊にうれしく思うと同時に、暖かい気持ちになりました。

We hope these wishes will come true!

算数科研究授業

5年生の算数で、「台形の面積の公式をつくろう」をテーマに恊働学習を行いました。今まで習った図形の公式のみを使い、台形の面積を求め、そこから台形の面積の公式に変化させていきました。Ipadを使い、グループの中で、自分がどう考えたかをしっかり説明することができていました。台形を三角形と四角形に分けたり、平行四辺形にしてみたりと、子どもたちの発想の豊かさを感じました。

ICT・恊働学習実践報告会

 1学期のICTと恊働学習の実践報告会を学内で行いました。1学期は3・4年生の実践報告会となります。タブレット1人1台の活用が始まり、様々な教科での運用をしていっています。また、恊働学習では「逆上がりのコツを伝える動画の作成」を3年生では行いました。4年生は、「未来の遊び」を考える授業を行いました。グループで話し合い、お互いの意見を尊重しながら考えをまとめていってくれていました。今後も、ICTの活用と恊働学習の実践をすすめていきたいと思います。