帝塚山学院小学校ニュース

5月10日(金) 修学旅行最終日

6年生の3泊4日の鹿児島への修学旅行も、最終日を迎えました。

宿泊地の指宿から鹿児島市へ戻る途中、喜入原油備蓄基地の見学をしました。敷地は周囲5.5キロメートルと広く、車窓からの見学でしたが、直径100メートルの大きなタンクがたくさん並ぶ様子は圧巻でした。

鹿児島市では、いおワールドかごしま水族館へ立ち寄りました。“いお”は鹿児島の方言で魚のことだそうです。かわいいイルカたちのショーやジンベエザメを飼育する黒潮大水槽など、最後まで思い出深い修学旅行となりました。

鹿児島中央駅からさくらに乗車し、17時頃、無事大阪へ帰りました。

5月9日(木) 修学旅行3日目

6年生の鹿児島への修学旅行3日目です。

旅の重要な目的の1つである平和学習の為に、知覧特攻平和会館に向かいました。展示を見る前に伺った講話では、特攻作戦とは何かというお話、出撃直前の特攻兵の様子や彼らが残した手紙が紹介されました。そのような時代を乗り越えて今の平和な日本があること、平和な日本で暮らせることがどれだけ尊いことかということを感じました。

続いて訪れた池田湖からは美しい開聞岳を見ることができ、昼食は指宿発祥のそうめん流しを楽しみました。

午後からは地熱発電所である山川発電所の見学に行きました。生活に生かされている火山の力を学びました。

最後の宿泊地の指宿では、砂蒸し風呂で旅の疲れを癒しました。

5月8日(水) 修学旅行2日目

鹿児島への修学旅行2日目です。

朝一番に向かったのは、霧島神宮です。300年前に建てられた赤い社殿が、新緑に美しく映えていました。

続いて、大正の噴火で大隅半島と地続きになった桜島へ行きました。目の前に見える活火山の姿に、自然の力を感じました。

桜島からフェリーで鹿児島市に渡り、最後に仙巌園を訪れました。お天気も良く、広いお庭を気持ちよく散策しました。

夜には、明日の知覧特攻平和会館見学の為の事前学習をして、一日を終えました。

5月7日(火) 修学旅行1日目

6年生は、本日から4日間の日程で、修学旅行に行きます。

初日の今日は、お昼過ぎに鹿児島県の出水駅に到着しました。

バスに乗り、最初に向かった曽木の滝では、子どもたちは滝の幅の広さに驚きの声を上げていました。

続いて少し下流にある、曽木発電所の遺構を見学しました。明治時代にできた煉瓦造りの水力発電所は、後にできたダムによって水没することとなりますが、水量が減る5〜9月頃にだけ、その姿を現します。趣のあるその姿を、じっくりと見学しました。

修学旅行最終日 3

修学旅行に行っていた6年生児童たちは大阪に帰ってきて、家族と再会しました。

お疲れ様でした。

修学旅行最終日 2

6年生児童たちは今回の修学旅行の中で最も大切な目的地、広島の平和記念公園を訪れました。

今もなお世界では戦争に苦しむ人々がいる。
私たちが戦争を許さず、世界を平和にしていこう。
そんな願いを込めて黙祷し、児童たちが作った千羽鶴を献納しました。

平和記念資料館で、児童たちは真剣な眼差しで資料を見つめていました。
「昨日の夜、校長先生が怖いと思う時には眼を瞑ってもいいって言ってた。でも、怖いけど、今日ここで見ることが大事だと思うから見る」
見学中に聞こえてきた児童たちの声を聞き、平和を学ぶために戦争の悲惨さを学ぶ大切さを理解している様子でした。