帝塚山学院小学校ニュース

杉本先生をお迎えして 5年生国語

本日の4〜6時間目、特別講師に杉本深由起先生をお迎えし、著書の『ひかりあつめて』を用いて特別授業をしていただきました。

「ことばの力でいじめを超える!」と、本の題にもあるように、ご自身の経験も織り交ぜながらお話いただき、いじめをテーマに児童たちが話し合った内容からの質問にもお答えくださいました。

詩のようでもあり、物語にも感じるような流れる文章を読み進めていくと、それぞれの詩の熱い感情が心の中に入ってくるようです。

いじめる人、いじめられる人、どちらでもない人。
小さな社会でも広い社会であっても、人との繋がりがある場所では互いの性格や気持ちの違いから、関係がこじれてしまうことがあるかもしれません。

ただそのような時に「言刃(ことば)」ではなく、思いやりを持って「言葉」をかけることで、衝突を避けることもできます。

児童の中には、授業内で使用したワークシートの枠から溢れるほど思いを綴っている子もいました。

身近で起きていないから、を理由にせずいじめについて考える場を持ち、人の気持ちを思いやり考えることを改めて認識する貴重な機会になりました。

杉本先生ありがとうございました。