2023年11月11日（土）から12日（日）の２日間、国際連合大学本部にて行われた「第17回全日本高校模擬国連・全国大会」に、本校の高校２年生の２人が出場しました。

　模擬国連では、各校が一つの国の大使として国際会議に出席します。今年の全国大会の議題は 「ロシアの侵略に起因するウクライナの人権状況」 でした。本校の生徒は「ウズベキスタン大使」として国連⼈権理事会に参加しました。

　ウクライナ情勢における現状認識および当事者への要求、ウクライナにおける⼈権状況に関する独⽴調査委員会の設置およびその⽬的などについて、白熱した議論が２日間に渡って続きました。

　模擬国連とはいえ、議論の内容は実際の国際情勢をそのまま反映したものであり、議論に参加して成果文書を他国の大使と連携して作成するには、議題についての膨大な情報収集と深い理解が求められます。

　７月末に応募して準備を始め、９月中旬の予選会に出場しました。予選会の議題は気候変動に関するものでした。努力が実り、10月初めに全国大会（本選）への通過発表がありました。

それから全国大会の準備、そして11月の本番まで、気候変動と国際紛争の問題について、これまでにない程の当事者意識を持って取り組むことができました。

　初めての経験でしたが、本選会場で堂々と英語のスピーチを行い、長時間に渡る議論に参加しました。世界大会には出場できなかったものの、本選に参加すること自体に大きな価値と意味があり、他に代えがたい経験になりました。