6年間にわたる中高一貫教育の仕上げに向かう充実期となります。
中学での学びをさらに進化させ、あらゆる面でのスキルアップが目標です。
専門性をいっそう高め、大学や将来のキャリアを見据えた学びが中心となります。
学びのエッセンス
Essence 1関西学院大学進学の準備
自身の将来像から逆算し、時間をかけて希望の学部を選択していきます。進学時に提出する「志望理由書・自己推薦文」の作成に備え、本校と関西学院大学が用意する進路プログラムに参加します。
Essence 2進学先の学習内容を把握
創究講座での学習を中心に、進学予定の学部に関連する学びの内容を1年間かけてまとめ上げ、卒業レポートを作成。そのレポートをもとに講座内でプレゼンテーションを行います。
Essence 3実践的な英語力を養成
短期・中期の海外研修なども取り入れて、実践的な英語力の習得をめざします。英検など外部の民間試験も活用し、英語力を客観的な数値で把握しながら4技能をバランス良く伸ばします。
学年ごとの学びのポイント
高校1年生3年後の関西学院大学進学を視野にいれた
英語学習で時事力養成を行います。
朝は英語を中心とした課題や小テストを実施しています。静かな時間から始まる1日は、その後の授業の集中にもつながります。授業では日本や世界が抱える社会問題を学び、考える機会を多く持つことで、自身の興味関心に気づき、次年度に向けた進路選択のきっかけとします。また、高校1年次には「関学コース宿泊研修」を実施します。関西学院大学の3キャンパスを1泊2日で訪問し、大学のキャンパスの雰囲気にふれ、大学進学に向けての文理選択・学部選択に活かします。
高校2年生大学入学への意識を高める準備
グループに分かれて協力しながら課題を調査する学習や、お互いの意見について話し合うディベートなどで、相手の立場や気持ちを踏まえて思考し、行動できるような協調性を養成。本校卒業生や現役在学生との交流などを通じて、大学入学への意識も高めます。夏には関学連携校の高校が集う「KGオールスターキャンプ」に参加することができ、プレゼン力やディベート力を身につけます。
高校3年生大学での学部説明を実施。
より高度な英語学習を行います。
関西学院大学の教授から直接学部の説明をうかがい、週に2時間「キャリア探求」という授業を設け、志望理由書や自己PR文の作成を通して、学部選択への意識を高めます。また、関西学院大学の付属校・提携校の生徒が集まる「国際交流の集い」などにも参加。高校在学中から、大学で学びたいことやめざしたい夢についてじっくりと考えられるのは、連携コースならではのメリットです。
ライティング・プレゼンテーション指導
実践的な英語力を養成するため、ライティングとプレゼンテーションを組み合わせた指導を行っています。「女性の社会進出」など女子校ならではのトピックやSDGsに関する記事を読み、その背景を調べ、社会に対するメッセージを考えます。ライティングにより、英語力を伸ばします。またその原稿をもとに、プレゼンテーションを行い、発信力も養っています。