実りの秋

2021年11月02日

本園の園庭は、自然がいっぱい!季節の移り変わりを感じながら遊ぶ子どもたちは、自然の恩恵を大い楽しみます。

インスタグラムでも紹介しましたが、この時期になると集め始めるのが、ナンキンハゼの実なんです。まだまだ、シーズンはこれからですが、黒くなった実が弾けると、中から白いタネが飛び出します。それを、無心に集めるんです。
おしゃれにカウンターに並べられた木の実はまるで芸術作品ですね。

そうそう、むかし風が強く吹く日にある子がいいました。
「今日は風が吹いてるからいい日なの!」
「だって、ナンキンハゼの実がお空からいっぱい落ちてくるでしょ!」って。  ナンキンハゼの実を見るとその子を思い出します。すっかりこの子は大きくなっていることでしょうね。

本園の園庭のコンセプトは「あそび込める発見ある園庭」です。色や輝き、形に香り。あらゆる方法でこれからの季節、園庭の自然物は子どもたちに語りかけ、子どもたちを虜にすることでしょう。

私も負けずに、希少な木の実をゲットしなければ!
 
 
ナンキンハゼの実と姫林檎 かしわのどんぐり
 
マテバシイのどんぐり シラカシのどんぐり
 
キンモクセイとミノムシ カリン

ひとりごと

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お店屋さんごっこ

2021年10月01日

新型コロナの感染がまだまだ心配な状況ではありますが、2学期今のところ順調にいろいろな活動に取り組んでおります。

さて、先日年中さんと年長さんで行った「お店屋さんごっこ」今回は、売り手が年長さん、お客さんは年中さんです。
さて、こんなごっこ遊びの中には、就学までに必要とされる様々な学びの基礎となる力を育む要素が盛りだくさんなんですよ。単に、お店の商品を作って販売だけではありません。

まずは、グループごとに何のお店屋さんをするのか?
どんな商品が売れるだろう?そして、よく売れる金額設定は?安いと売れるけど、儲からない!!そして、接客の仕方はどうする?
また、実際にお金の計算も事前に学んでいざ!当日をむかえることになったのですが、なかなか思うようには進みませんね。お客さんからは「お金を払ったのに商品をもらえない!!」なって言うクレームもあったりして焦る焦る!

しかし、売り手の年長さんも買い手の年中さんも結果としては、とっても楽しかった!の声がたくさん聴かれました。
今、幼児期に育てるべき力として、文科省が就学までに育みたい「10の姿」を示しています。「10の姿」で検索するとすぐにたどり着きます。
このお店屋さんごっこでは、自立心や協働性、社会生活との関り、思考力や言葉による伝え合い、などなど
10の項目を網羅するといっても過言ではありません。

幼児期の学びは、やはり楽しい「心が動く」体験からが、私の大切にしているポイントです。そして、得た知識は使えること!それも大切ですね。

今度は年長さんどうしで、さらにバージョンアップしたお店屋さんごっこをするそうです。
どんな工夫がされるかな?
子どもたちの名案聞いてみよ!
 

ひとりごと

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帝塚山幼稚園 園長

帝塚山幼稚園 園長

田中 幸枝

明るく元気で、好奇心旺盛。スーツを着て園内で過ごすことが最も苦手。「感動体験」をモットーとした幼児教育を行っている。「食育インストラクター」「ブレッドライセンス」「小型船舶1級」といった資格を所有し、自ら現場に出て園児の指導に当たっている。

[趣味]

アウトドア色々・・・
夏は海でシーカヤック・キャンプ、冬は冬山でバックカントリー・スキー

[特技]

料理、アウトドア料理、野菜作り、簡単DIY

2024年12月

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