そして、その時に話をさせて頂いた「生きる力を育む」という内容にも関連する記事を見つけました。この掲載されている内容を読んで改めて、今の子どもたちは経験不足だと思い当たることが多々浮かびます。そして、遊びの内容についても発展性が低いと感じることが多々あります。
子どもが、何も言わず遊んでいるからといって毎日毎日同じ遊びになっていませんか?その遊びに問いかけや、声掛け、少しでも遊びが発展するような工夫をしてるでしょうか?また、危ないからと言って遊びや経験も親が制限をしていませんか?
そして、記事には失敗を含めた多くの経験を積むことで「自分の力を知る」ことができ、「自分ができることはここまで」を知ることができると秋田喜代美先生は書かれています。そして、乳幼児期は神様が与えてくれた特別な時期でもあり、怪我をしてもすぐに治る力など、様々な力を付ける時期とも続けられています。
ハサミはあぶない、包丁はあぶない、あの遊具はまだ早い、などなど、子どものチャレンジを拒んでいませんか?大きくなってからチャレンジさせよう、それでは遅いのです。取り返しのつかないような大怪我にならないためにも、乳幼児期から、自分の力を試す経験を見守りながら挑戦させてあげてください。運動機能はもちろん、巧緻性も向上し何よりも優れた「手」という道具も手に入れられることでしょう。
日本教育新聞2022.12.12保育のこころもち223 |
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