9月1日 今日から2学期のスタートです。
1ヶ月会わなかった子どもたち、身長が伸びでいたり、顔つきがお兄さん、お姉さんになっているなどなど、少し会わない期間に随分成長したようです。
そして、久しぶりに会う友だちを見つけるや否や手を繋ぎに行ってとっても嬉しそうな笑顔!
私まで、嬉しい気持ちになります。
さて、2学期も楽しい企画が盛り沢山!!なんですが、新型コロナの影響は昨年以上です。特に、子どもたちへの感染も心配される変異株です。保護者の皆様も不安をお持ちかと想像しますので、感染予防の徹底、準備を万全に2学期をスタートさせたいと思います。
子どもたちへは、マスクの正しい付け方や手洗いの徹底など、幼稚園生活でのお約束を始業式のお話の中で確認させてもらいました。
さらに、教職員はモニタリング調査に参加協力するという方法で、週1回PCR検査を行います。
そして、いざとい時のために、抗原検査キットも間もなく到着の予定です。
夏休みも、思いっきり好きなように行動できなかったであろう子どもたち。始業式の中でも、幼稚園が大好き!との子どもたちからの発言!!
そんな、大好きな幼稚園で子どもたちが存分に楽しめるよう、精一杯できることをやってあげたいと思います。
さあ、2学期も 一緒に楽しみましょう!
幼稚園の菜園「青空農園」ではここ数年、年長さんがトウモロコシを育てています。
先日、びっしり実の詰まった立派なトウモロコシを年長さん一人ひとり収穫することが出来ました。
その収穫したトウモロコシは、まずはじっくりと観察。その後ディテールにこだわりながら、トウモロコシの写生にチャレンジ!もちろん、収穫したてのトウモロコシをいち早く茹でて、新鮮なトウモロコシの美味しさを堪能しました。
更に、子どもたちの大好きなポップコーンはトウモロコシからできている!
それを確かめてみようということで、ポップコーンも作ってみました。トウモロコシに関わる活動を通して、子どもたちは何度ワクワクドキドキしたことでしょう。それぞれの活動ごとに、大喜びし、歓声をあげ、満面の笑みで喜ぶ子どもたち表情に、私も嬉しくなってしまします。
帝塚山学院幼稚園では、トウモロコシに関わる活動一つを取り上げても、種まきにはじまり、水やり、草抜き、追い肥に害虫退治、途中、高さを測って観察してみたりして、やっと最後に収穫です。このように、とことん一つの物事を追求する。そんな保育活動が特徴でもあります。
単にカートや画像で何百という物の名称を覚えたとしても、その物が自分とどのように関わっているのか、どのように出来ているのか?何に役立っているのか?どんな特報があるのか?など、そんなことを知らなければ何の役にも立ちません。そして、自分自身を豊かにしてくれることもないでしょう。
一つの物事を追求していくという、学び方を幼い時期に経験した子どもたちは、自ずと様々な事柄に対して探求する力が備わります。
将来の為の生きる力、学ぶ力はこんな経験や体験から育まれます。
そして、これからを生きる子どもたちには、贅沢に生きることを求めるのではなく「心豊かに」生きるそんなすべを学んでほしいと願います。