只今 幼稚園内は、音楽会を前に歌声や楽器の音があちらこちらから聞こえてきます。
今日は、年少さんの練習をちょっと覗かせてもらったのでその感想です。
練習する部屋の扉をそっと開けると
舞台の上にはキラキラと輝いた瞳と笑顔で、なんとも嬉しそうに立っているではないですか。
その様子を見ただけで、両クラスの担任の先生がどんなふうに音楽会の指導をしているのかがすぐ伝わってきました。
そして、先生に教わった通りに一生懸命に表現しようとする子どもたちに、思わず キュン と目頭が熱くなりました。
そう、幼稚園の行事や発表会は決して見せるためにあるものではありません。子どたちが心から喜びを感じ、その喜びを友だちや先生、保護者の方と共感することが何よりも大切です。そういった経験こそが将来の人としての土台となるからです。
そして子どもは素直です。
指導する私たちを何の疑いもなく信じついてきてくれます。
時に悩まされる存在にもなる子どもではありますが、
こんな素直な時期の子どもと共に過ごせる日々を大切に過ごしたいと改めて感じたひと時でした。
素敵な音楽会になりますように。
願いを込めて。
先日の園外保育とても楽しかったようですね。
数日経った今でも 「楽しかった〜」 「また行こう!」「行ってきた!」という声が聞かれます。
さて、毎年子どもたちが夢中になるどんぐり拾い。
他の園の子どもたちが素通りする雑木林をそれはそれは楽しそうに、宝物を探すかのごとく目を輝かせどんぐりを拾う我が園の子どもたち。
この時点で、自分から素敵なものを探そうとする力が付いていることがわかりますね。
そして、見つける力と同時に見る力は見分ける力でもあるのです。
ちゃんといろんな種類のどんぐりを見分けています。
何気ないことのようですが、こんな力が将来の学習に大きく繋がっているのですよ。
そして、発見する楽しさを感じた「脳」はまたこのご褒美が欲しくて発見しようと好奇心を刺激するのです。
こんな体験こそが、将来の学習意欲に大いに繋がり生涯学びを楽しめる人へと育つのです。
子どもたちの体験は将来への学びのための土台づくりです。
感じたことを感じたままに表現し、大好きと感じることを存分に楽しむ体験を幼児期には沢山させてあげてくださいね。
それが 子どもなんですから。