活動内容は「ジャングルにいたらいいな!」と思う想像の動物をグループで話し合って画用紙に描き、出来上がった作品を専用のアプリで読み込むみ、それがスクリーンに映しだされるというソフトを使った活動内容でした。
数年前の保護者の意見として、iPadを子どもに触らせるのはどうなんだろう?ゲームばかりする子どもに育たたないか?といったネガティブな意見もよく聞かれましたが、プログラミング2020年必須化やプレゼンテーション・アクティブラーニングといった言葉が目立つようになってからは、ICTを活用した教育に対してもとても積極的意見が大半を占めるようになりました。
私は、幼児期の保育活動においてICT機器を活動の中心に置くべきではないと考えていますが、子どもたちの将来、必ず仕事で使う道具であることは言うまでもありません。そのような背景から、抵抗なく使えることは必須でしょう。そして、今回の活動課題やその進め方からも分かるように、まずは一つの課題について友達と話し合いの場があり、解決に向けて意見を出し合う、更に自分独自の動物をつくり出す、発想力を求めるそんなプログラムとなっていました。まさに、これからの学習方法ですね。
本園でも、最近は特に話し合って子どもたちが自分たちで決め、物事を進めていく主体的な保育へと変化してきています。
これからを生きる子どもたちに求められる「力」それはやはりAIにはできない独創性と発想力ですね。
そんな独創性や発想力、好奇心を育んでくれるのは、私は自然の力と感じています。楽しい幼児向けのソフトは沢山ありますが、私の五感すべてを刺激し満たしてくれるソフトにはまだ出会っていません。(勉強不足もありますが・・・。)
夏は耳をつんざくような虫の音も、秋には心地く変化し、周囲を見渡せば、暑さに耐えるゴワゴワの葉っぱも、に華麗に色付き、空はどこまでも高くすがすがしい気持ちにしてくれます。
さあ、帝塚山学院幼稚園オリジナルの自然を通した実体験活動とICT機器との融合プログラムを計画実施中です。
なんだか楽しいプログラムができそうな予感です!
まずはトライ してみます!