たくぼ ちえ|学びのはじまり
本日、帝塚山学院大学人間文化学部 食物栄養学科の吉本先生と学生の方が来園。年長児に「さつまいものヒ・ミ・ツ」を教えてくださいました。前回は「ぶどうのヒ・ミ・ツ」を学びましたが、その時の経験がバッチリと生かされており、さすがっ年長組!と、うならされました。
本日は、生のさつまいもと加熱されたさつまいもとの違いを五感を使って調べました。 生のさつまいもも食べてみましたが、意外と甘くて「美味しかった」の声がたくさんあがりました。 (あ、このさつまいもは、もちろん、幼稚園産!) しかし、加熱したさつまいもはもっと甘くて、美味しい学びの時間にまたまたなり、糖度計を使用しての数値にも納得っの様子でした。 学生のお姉さんからさつまいもは加熱をすると、なぜ甘くなるのか、というお話を教えていただき、自分達なりにも感じたことや考えたこと、知っていることを積極的に発言し、みんなで大好きなさつまいものことをさらに深く知ることができました。
次回は焼き芋大会ですね。 さつまいもと仲良くなれるのは。
矢島多恵|学びのはじまり
昨日のエンマコオロギのおまけ。
ベイビーの写真撮影をした時にママエンマコオロギの顔写真も撮影しました。
コオロギの名前はその顔つきの特徴でつけられていることが多いそうです。 エンマコオロギは「閻魔大王」のようにコワイ顔つきをしているところから、名づけられたそうです。
いかがでしょう? そんなイメージですか?
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やっぱり、コワイ顔ですよね。 |
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矢島多恵|学びのはじまり
職員室前で美しい鳴き声を聞かせてくれているエンマコオロギ。 昨日の朝、野口先生が「ご機嫌いかが?」と飼育ケースをのぞいたところ、???あれ??? ちいちゃな黒い点々がいる! と発見。 野口先生の発見驚きの声で教員みんな集まって、黒い点々を確認。 「え、これって、赤ちゃんよね。」「え、でもっ、ゴキ○リの赤ちゃんにも見える」「どっちかはっきりさせましょ。天眼鏡、天眼鏡」「月刊絵本の付録虫眼鏡があったはず」「あぁ、レンズが傷ついてわからない」 ・・・・・・。 こんなやりとりをしながら、出した結果は,
はい、エンマコオロギの赤ちゃん。
大泉緑地公園から連れ帰った ママ エンマコオロギのベイビーでした。 嬉しいです。
それならば!と年長担任は同じく大泉緑地公園から連れ帰ってきたトノサマバッタのベイビーはどうなの?と思い、土の中をそっとそうっと指でさぐってみると、
はい、トノサマバッタの卵。
図鑑通りの状態で卵がちゃんとありました。いろんな意味でぞくぞくしました。 エンマコオロギの赤ちゃんとトノサマバッタの卵がぬくぬくと越冬できるように、支度にかかろうと思います。
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アリよりも小さいサイズ。 |
卵のう4個。中に卵がぎっしりと詰まっている。 |
矢島多恵|学びのはじまり
おうちのバッタ達、元気ですか?
2010年10月10日
大泉緑地公園から連れ帰ってきたバッタ達、みなさんのご家庭ではどんな様子でしょうか。
幼稚園では、金曜日に田中先生の虫かごの中のバッタ達を種類ごとに飼育ケースに入れ分けました。 「クビキリギス」と「コバネイナゴ」は正式名称が分からなかったので図鑑『近所の虫の飼い方(2)』で調べて、あーでもない、こーでもないとページをめくったり戻したりしながらバッタと見比べ、ようやくコレダ!と確信し飼育ケースに移しました。「トノサマバタッタ」はオスとメスが1匹ずつだったので、カップリング成功! 卵を産むかもしれません。
金曜日から2日経った今日、飼育ケースの中のバッタ達はそれぞれの食草をむしゃむしゃ食べて、元気に過ごしていました。 でも、「クビキリギス」の1匹は脱皮後、うまく羽を伸ばすことができなかったようで、羽の先がしわくちゃになっていました。 良かれと思い、食草をたくさん入れて帰ったのですが、飼育ケースも小さくて、きっと、羽がぶつかってしまったのでしょう・・・。 ごめんなさい。 本当に…。 育てるって難しい。
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イネ科の植物、雑草を食べます。 |
イネ科の植物、りんご、にぼしを食べます。 |
矢島多恵|学びのはじまり
先日「ぶどうフェア」について書かせていただきましたが、その続き。 本日は、帝塚山学院大学人間文化学部 食物栄養学科の吉本先生と学生さんが来園され、「ぶどう」について学びました。
品種は「甲斐乙女」。 ぶどうの粒をとり、五感…「みる」「さわる」「におう」「きく」「あじわう」 を体験し、自分なりの感想・気付きを書き留めました。 それから、ぶどうの房の上部分の粒と下部分の粒では、どちらの方が甘いのかを実際に意識して食べ比べ、その後、「糖度計」を使って、甘さの数値を調べてみました。 皆さん、どちらの方が甘いと思われますか? ・・・・・・・・・答えは、上部分!上部分の粒は19%に対し、下部分は17%でした。 子ども達は甘さを数値で表すことができることに驚き、そしてワクワクしながら、データのでる瞬間を待っていました。 また、学生さんから「ぶどうのルーツ」「ぶどうの栄養」についてペープサートを使ってお話をしていただきました。
約40分間の学びの時間でした。 「ぶどう」についてますます詳しくなる子どもたち。ぶどうの収穫が終わっても、まだまだ「ぶどうフェア」は続きますよ。
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ぶどうの紫色はアントシアニン。眼が悪くなるのを守ってくれるのよ。 |
吉本先生と一緒に。 触ってみてどうかな。 |
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食べてみて、「聞いて」みよう。「味わって」みよう。 |
どちらが甘いかな。う〜ん、こっちかな。 |
矢島多恵|学びのはじまり