「力の教育!力とは何か。意志の力、情の力、知の力、躯幹の力――広い意味の力の漲った強い人物、これこそ吾々が学院の中で鍛え上げねばならぬ人物なのです。」
かつて初代学院長庄野貞一がうたった全人教育の理念が、本学院の建学の精神となっています。設立当初の本学院「教育概覧」は、この建学の精神を具体化するものとして、「知育」(正確な知識の獲得等)、「徳育」(道徳的知識の啓発等)、「体育」(身体の健康保護増進、臨海学舎や天幕生活の校外授業を含む)、「美育」(音楽や美術による情操教育)、「聖育」(聖人偉人の事跡敬慕や神社仏閣参拝等)の五つを掲げました。全人教育の理念と実践は戦前戦後を通じて引き継がれ、本学院の伝統となっています。
初代学院長 庄野 貞一
英語によるイマージョンプログラム(英語漬け込み教育)を実施し、子供たちに生きた英語の習得や国際感覚を身につけさせることのみならず、互いに人間として認め合い、地球を守る責任感を教育していくことで、よりよい平和な世界の構築に貢献する。