帝塚山学院は、大阪の南部地域に在住する小学生を対象にした「帝塚山学院土曜学校(TSS)」を開設しています。
本学院は小学部が開設された大正6年(1917年)から、小学校に英語の授業が導入されたという長い英語教育の歴史をもっています。私たちは、21世紀のグローバル社会においてはなおのこと、世界の人々と協働できるような人材には、日本語はもとより英語を自由に、話し、聞き、読み、書くことが必須であり、また英語力のみならず、お互いを人間として認め合い、責任を分かち合い、よりよい世界に貢献できる国際感覚を身につけた人材を育むことが大事であると思っています。
そのような人材を育むためには小学校からの国際的教育が必要であります。
帝塚山学院土曜学校(TSS)は、そのような教育を展開するための基礎を修得させる支援学校です。
この学校では、年間30回、土曜日に英語によるイマージョン・プログラムを実施しています。
児童たちは毎土曜日、朝から夕方まで一日中、英語のネイティブスピーカーでしかもプロの外国人教員から、英語でさまざまな教科の授業を受けています。
それぞれのクラスでは日英両語に堪能な大学生や大学院生のお兄さんやお姉さんが助手を務めています。彼等は「英語で授業する先生」と「英語がよくわからない生徒」をつなぐパイプ役であり、生徒たちの憧れの対象にもなる人たちです。
この帝塚山学院土曜学校(TSS)に入学するための事前の英語の勉強は一切要りません。先生たちや助手の学生たちがアルファベットから教えてくれます。
帝塚山学院土曜学校(TSS)は、皆様方が英語圏で外国生活をなさる時に、お子様が現地校で経験する状況を日本で再現するものです。この学校で5年間学ばれるということは、外国の現地校で一年間過ごされることにほぼ匹敵します。
1クラスの定員は最大15名で、小学1年生から各学年レベル別に2~3クラスずつ設けています。
ただし募集の状況や生徒たちの英語レベルによって、3クラス、または1クラスで編成する場合もあります。定員以上の応募者があった場合は、抽選により入学して頂きます。
皆様方のお子様の入学を心よりお待ちしています。
学校法人帝塚山学院
TSS校長
神原 利浩