CSUにおけるパソコンの活用状況

 大学では教職員ならびに学生全員にE-mailのアカウントを無料で与え、質問事項や授業の欠席届までを含む先生からのやり取りを、全てE-mailを使って処理している。
 よくネチケットとしてE-mailの記述は、用件のみに特化すべきなどと言われているが、実際のところ挨拶から入ったのでは、読んで貰えないほど大量のmailが氾濫している状況がよく理解できた。
 こうしたインターネットの活用は、アメリカの電話の通話料は市内に関する限り無料であるから、学生もプロバイダと契約の必要もなく全てただでインターネットを利用することが出来る。
 もちろん、レポートの作成に当たって、インターネットで必要な情報を収集する場合、参考資料の出典を詳細に記述することが求められている(おそらく教官がチェックする際の便宜のためと思われる)。
 大学では学部毎に、パソコン数十台を備えたパソコンルームを数カ所設けて、学生達の便宜を図っている。
 アメリカの学生達は一般的に経済的に親から独立しており、アルバイトにも忙しく且つ膨大な宿題にも対応しなければならず、非常に時間的にタイトである。
 経済的理由もあろうが、自前のパソコンは性能的には低レベルノ物が多いようで、1000$パソコンがアメリカで脚光を浴びてい事情がよく理解できた。

 

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