学校長挨拶
世界へ向けて雄飛する人の育成を
~「自学主義」が育てる
「人間力」を備えた人~
現代社会は、大きなうねりの中で、著しい変化を遂げています。
これから、未来を担う人材には、激しい社会の変化にも柔軟に対応できる多様な能力が求められています。
つまり、帝塚山学院小学校が創設以来掲げてきた「自学主義」が、百年以上の時を経ても、これまで以上に肝要となっているのです。
本校での六か年の学習過程の中で「学ぶ」ことの大切さ、楽しさを知り、「学び」の本来の意義を理解し、生涯にわたって「学び」を続ける児童。
彼らは自らをさらなる高みへと導き、多くの人々や社会に大いなる貢献をもたらす力を蓄えていきます。そして成し遂げようとする強い意志のもと、豊かな想像力や発想力を駆使して新しい世界を開拓していくのです。
また、その豊かな人格をもって、時には国境を越えてさまざまな人と交わり、心を通わせて事業を展開していきます。
帝塚山学院小学校は、このような未来の社会が待ち望む人材の育成を、我々の責務として正面から受け止めてまいります。
本校児童には、基礎となる学力はもちろんのこと、これを駆使してより深い学習を自ら求めていく探究心(学習力)、豊かな感性、他者の立場で物事を考える思いやりの精神を持ち、さらには、多くの人から愛される立ち居振る舞いを持つ、本校が提唱する確かな「人間力」のある児童を培う教育を、私たち教員は一丸となって児童へ提供してまいります。
これまで多くの人材が帝塚山学院小学校から輩出され、各界で活躍されています。
今後も社会をリードできる本当の力ある人に、児童を育ててまいります。
「日本をリードする学校、世界に誇る児童」の所以であります。