学校紹介

建学の精神・沿革

「力の教育」

大正6年(1917)の小学校設立の折、後に初代学院長となる主事(校長) の 庄野貞一はその設立趣意書において「力の教育」を建学の精神として掲げました。 「力の教育」とは、「意志の力、情の力、知の力、躯幹の力」を身につけた、 力の全人教育のことです。また、教育理念として自ら探究する心を育む 「自学主義」を掲げています。これらは今日に至るまで脈々と受け継がれ、 帝塚山学院の伝統となっています。

初代学院長 庄野 貞一

大正6年(1917年)

2月1日 庄野 貞一(しょうの さだいち)先生を校長(主事と呼んだ。初代学院長)に迎える。
庄野先生の執筆になる『時代の要求に基づき徹底せる教育を施すべき帝塚山学院小学部趣意書』には、「力の人を作れ 吾学院の第一の評語は『力の人を作れ』という事です。『力の人』 何といふ勇ましい言葉でせう。力! 力は吾々の理想を表現するに無二の善い言葉です。力の教育! 力とは何か。意志の力、情の力、知の力、躯幹の力ー広い意味の力の漲った強い人物、これこそ吾々が学院の中で鍛へ上げねばならぬ人物なのです。」(大正6年2月20日付)とある。(『庄野貞一先生追想録』)
2月17日 私立尋常小学校設立申請が、大阪府から認可される。
2月25日 小学校校舎建築の上棟式を行う。
4月1日 大阪府東成郡住吉村字大帝塚 1,025番地(現在地)に小学校を開校する。小学部5学級(各学年1組。6年は無し)、幼稚部1組。児童数は、1年から5年までで85人(4月末現在男児49名、女児36名)、幼児18名(男児8名、女児10名。幼稚部は翌年正式に設置)と教員8名および校医。
4月4日 仮校舎で入学式を行う。
4月20日 第1回遠足に奈良公園へ行く。
5月12日 校舎が落成し、開校式を行う。
7月18日 臨海学舎を浜寺に開設する。
11月3日 第1回運動会を箕面で開く。

昭和10年(1935年)

11月9日 仮校舎で入学式を行う。

平成10年(1998年)

10年4月 平成10年4月、21世紀の教育を視野に入れた新校舎が完成。これまでの伝統を受け継ぎ、さらに来るべき時代に対応する最新鋭テクノロジーを注ぎ込んだ、帝塚山学院の誇るインテリジェント校舎です。幼稚園から高等学校までを貫く光ケーブル、水底昇降式25m室内温水プール、太陽光発電装置、TVスタジオなど設備の充実は他に類をみません。帝塚山学院小学校は、これからも最高の初等教育を提供するために、あらゆる努力を続けます。

平成18年(2006年)

9月8日-13日 記念作品展を行う。
11月11日 記念音楽祭を行う。

平成21年(2009年)

4月 42人学級から38人学級に。

平成23年(2011年)

4月 TSS(帝塚山学院土曜学校)開校。

平成24年(2012年)

4月 TASC(帝塚山放課後クラブ)開講。

平成28年(2016年)

12月 帝塚山学院は創立100周年を迎えました。

令和5年(2023年)

4月 38人学級より34人学級に。