読書は、家族全員だあ〜いすき。いろいろなジャンルの本が、約4000冊。初めは、あいうえお順に
ならべていたけれど、増えていくとそういうわけにもいかず、著者別の一覧表はつくってありますが、
いざ、となるとどこにあるやら。二階にほとんど置いてありますが、床がぬけないか心配です。
阪神大震災の時、私は丁度本がいっぱい置いてある部屋の下で寝ていたので、もし、床がぬけたら
ぺしゃんこだな、とぼんやり考えていました
主人の読んでいるローダンシリーズは240冊余り。一年に十冊ずつ発行されるようですが、
すごいです。
私の読んでいる宇宙皇子は、もうすぐ50冊。なかなか読みでがありますよ。
最近、医師や看護婦をされている方々の本をよく読むのですが、入院されているかたの様子などを
よむと、ホスピスにはいられ、ご自分の命のともしびを、その揺らぎまでしっかり見据えて毎日
暮らしておられる方などのことを知ると、私は同じようにはとてもいられないだろうと思いました。
アルツハイマーになって、わからなくなっていく恐怖、家族の人達のとまどい。ひとごとでは
ありません。家で介護されている方の体験談などを読んでいると、介護する人もされる人も
年輩の方が多くなってきて、問題点が山積しているようです。今の医療制度でこれから
大丈夫なのでしょうか。年配の人が増える一方でどうなるのでしょか。
御巣鷹山の事故から13年がたち、現場の責任者の方の手記が出版されています。
御遺族はもちろん、携わった関係者のすごい執念に頭がさがります。すごい惨劇が、目にうかび、
本を読むだけで食欲のなくなる場面もありました。神戸の中学生による殺人事件。
お父様が亡くなった淳君のこと、今の法律では、未成年ということで、何もわからず、加害者の
人権のみクローズアップされ、被害者の人権が守られない、と言う悲痛な叫び。先日和解された
ようですが、釈然としない気持ちをメッセージとして発表されていました。立場によっていろいろな
考えがあると思います。簡単には結論が出るものではありません。
我々も反省しなくてはいけない点がたくさんあります。これからも、じっくり検討していかなければ
いけないことです。人が人を裁く、とても難しい事ですね。
楽しい本もありますよ。手塚治虫さんのブラックジャックや火の鳥、辻真先さんのルパンシリーズ
など。
乙武さんの五体不満足を読んですばらしい人達がいるんだな、と感心してしまいました。
先日、徹子の部屋にでておられたのですが、さわやかな明るい好青年でした。御両親の子育ての
すばらしさに、感動しました。始めてわが子を見たときのお母さんの第一声が「可愛い」
だったと書いてあり、すごいな、脱帽だな、と思いました。カメラで徹子さんを
撮ったり、特別な車椅子に二人で乗ってみたり。
体にハンディがあるなんて、少しも感じられませんでした。
海外旅行をされ、日本と外国の設備の違いやまわりの人々の対応の仕方の違いなどの体験談を
話しておられました。国によって、いろいろな対応の仕方があるようです。日本が外国から
こられる障害者の方々にも、優しい過ごしやすい国にならなければ、と考えさせられました。
読みはじめると、時間のすぎるのをわすれてしまいます。子供も、親が本を読み出すと、
相手になってもらえないので、知らない間に本を読むようになっていました。
本箱をあさってそれぞれじぶんの好きなものを読んでいるようです。
読みたい本があると、面白いといわれて買わされることも。
でも同じ本を読んで子供といろいろ話すのは、楽しいですよ。これも、ぼけ防止に役立つかも?