今回の実験は「ビックリ!はっぱ!」です。
幼稚園にもたくさんの野菜や花が植えられていますが、その葉っぱをよ〜く観察してみると、たくさんのすじ模様があるのを知っていますか? これを「葉脈」と言います。
みんなに「この葉っぱの模様みたことあるかな?」と聞くと、「幼稚園で葉っぱを観察するときに葉脈って教えてもらったよ」と。
すごい!すでに知っているんですね。いろんな体験を通して、たくさんのことを吸収していますね。
この葉脈は根で吸収した水の通り道となるとっても大切な役割があります。
また、葉っぱを支える骨組みのような働きもあるんですよ。
まずは葉脈の観察です。虫眼鏡を使って、葉っぱのすみずみまで葉脈が広がっていることを観察します。どんな葉っぱにもあるので、よかったらお家にあるお野菜なども観察してみて下さいね。
そして今度はその葉脈だけを残した「葉脈標本」を作りました。
ヒイラギの葉っぱを柔らかく煮込んだものを用意し、葉脈以外の葉肉を落としていきます。道具はなんと・・・・ハブラシを使います!
決して歯はみがかないで下さいね。葉をみがいて下さいね☆
丁寧に葉肉を落とすと、向こう側が透けて見えるキレイな葉脈標本の出来上がりです!
これをラミネートして顕微鏡で観察しました。とっても美しい芸術模様のようでしたね。
そして最後に、もうすぐクリスマス・お正月ということで、葉脈に色をつけて、飾りを入れてクリスマスカード・お正月カードに仕上げました!
次回みんなにお会いするのは来年ですね。
素敵なクリスマスと新年をお迎え下さい。
|
|
|
ハブラシで優しくトントンとたたきます。 |
何色に染めようかなぁ♪ |
|
|
|
素敵なクリスマスカードができたよ♪ |
透明葉っぱのできあがり! |
|
|
|
葉脈が葉っぱ全体に広がっているね。 |
葉脈の観察カードを作ったよ! |
田野尻 七生|課外教室
こんにちは、サイエンスラボクラブです。
今回はとっても楽しい電気の実験です。
今日は自分で電気を作る「発電」に挑戦してもらいました。また電池を使ってプロペラカーを走らせました。このプロペラカー、車だけでなくハンディ扇風機や自動お掃除マシーンにも変身する優れものなんですよ。詳しくは後ほどご紹介しますね。
まず発電に使った道具が「手回し発電機」というものです。ハンドルをグルグルと回して電流を作る道具です。この発電機に豆電球をつなぐと明るく照らすことができますし、プロペラをつなぐと涼しい扇風機になります。みんな一生懸命回して、部屋を明るくしたり、ビュンビュン風が出る扇風機にしていました。そしてもう一つ面白いことに挑戦しました。手回し発電機同士をつなげて、片方の手回し発電機を回すのです。「何が起こると思うかな?」と聞くと「もう一つが回る!」とすぐに予想してくれました。大正解です!実際にグルグルとハンドルを回すと、もう一つのハンドルがクルクル勝手に回ります。机の上に片方を置くと、ハンドルが回りながらトコトコと進み、それが何だかロボットみたいでとっても面白かったみたいです。
いっぱい発電機を回してちょっと疲れたので、今度は乾電池を使いましょう。
乾電池とモーター、プロペラをつなげて、ハンディ扇風機を組み立てました。手回し発電機の実験で暑くなっていたので風がとっても気持ちよかったです。そしてこの扇風機を車に取り付けるとプロペラカーに変身します!そしてこのプロペラをゴム栓に、車をブラシに取り換えると、ブルブル震えるお掃除マシーンに変身します。そして最後にゴム栓を丸い紙に取り換えて、クルクル回しながらペン先を当てると、あっという間に丸い模様がどんどん描かれていきます。これにはみんなもビックリ。いろんな色を使ってきれいな模様を作りました。
1台で何役もこなしてしまうこのモーター、いろいろ変身させて便利に楽しく使って下さいね。
|
|
|
2つ合体させてみたよ♪ |
キレイにかけたかな? |
|
|
|
でんきをつくるぞ〜 |
ハンディ扇風機でタケコプター |
|
|
|
走れプロペラカー! |
発電機がお散歩しているみたい♪ |
田野尻 七生|課外教室
すっかり涼しくなり、虫の音が心地よい季節となりましたね。
今回の実験は『ゴムってちからもち』です。ゴムってとっても身近な素材でみんなの白衣の袖にも入っていますし、女の子は髪を結うのに使ったりしますね。ゴムの伸び縮みする性質を使って、車を走らせたり、物を飛ばすという実験をしました。
まず初めはゴム車です。細長い筒とストローを輪ゴムでつなげた物です。ストローを回すと筒の中のゴムがねじれていきます。そして手を放すとゴムが元に戻る力で筒が回転して走り出します。ゴムをねじればねじるほど遠くまで走るので、みんな一生懸命にグルグルと回して、車をすごい勢いで走らせていました。
次に輪ゴムをつけたプラスチック板が飛び上がるおもちゃを作りました。板をひっくり返して置いておくと・・・(この時間が一番ドキドキします)・・・「ピョーン」と飛び上がりました。でも、もっともっと高く飛ばしたい!どうしたらいいかみんなに考えてもらいました。
「おまじないを唱えたらいいかなぁ」「ゆっくりひっくり返したらいいかなぁ」、と自分の考えを試してみます。でもなかなかうまくいきません。そんな時、「ゴムを2本にしたらいい」という声が聞こえてきました。そうですね、ゴムの数を増やすとパワーアップします。2本、さらに3本と増やし、とっても高く上がりすぎて見失ってしまうほどのものもありました。
最後はみんなが大好きなスーパーボール作りです。シリコンという素材のゴムを使ってスーパーボールを作ります。とっても柔らかいシリコンゴムに硬化剤を混ぜて、クルクルと丸めていきます。みんな丸め方がとっても上手で「優しく丸めないとダメなんだよね」と言いながら丸めていました。しっかりと固めて、よく飛ぶスーパーボールを完成させました。
ゴムの力を使うと、たくさん楽しい仕掛けが出来そうですね。
新しい仕掛けができたら是非先生に教えてくださいね。
|
|
|
おっとっと!?車が行きすぎた? |
キレイなスーパーボール完成しました! |
|
|
|
ゴムの力で車を動かすよ! |
すごい勢いで走ったよ |
|
|
|
誰が一番高く飛ぶかな? |
|
田野尻 七星|課外教室
こんにちは、サイエンスラボクラブです。
2学期に入って初めてのラボクラブで、みんなに会えるのがすごく楽しみでした。
そして今回は参観日です。
教室の後ろにお父さんやお母さんが来てくれて、みんなニコニコ、とっても嬉しそうでしたね。
今回の実験は『うかぶのど〜れ?』。
身近にある野菜を水に入れて、浮かぶか沈むか調べました。
いつも帝塚山学院幼稚園では立派な野菜を育てられているので、今回は園長先生に許可を得て万願寺唐辛子も調べてみました。(実験後は筧先生が美味しく頂きました。園長先生ありがとうございました。)
まずは予想します。手に持ってみながら、浮くかなぁ〜、沈むかなぁ〜と考えます。
予想をしたら、さあ、一つずつ水に入れてみよう!
「ヤッタ〜浮いた!!」、「あれ〜!沈んだ!」と、予想と違ったものもあり驚きの連続でした。
中がスカスカなものは水に浮いて、ぎっしり詰まっているものは水に沈むよ、と学びました。
また、一般的には地中にできる野菜は水に沈み、地上でできる野菜は水に浮かぶと言われています。「中身はつまっているかな?」「どこでできるかな?」と考えながら実験すると楽しいですね。よかったらお家でもお試し下さい。
そして最後のお楽しみは、オリジナルスノードーム作りです。
容器にディズニーのスティッチの人形、水に浮く飾り、水に沈む飾りを入れて、水を満たします。これを振ると飾りが浮いたり沈んだり動いてとってもキレイです。そしてこのスノードームにはあるヒミツがあります。実は、周囲が暗くなるとこの飾りが光るのです。明るい時に光のエネルギーを貯めて、暗いところで光る、とってもかわいいスノードームが出来上がりました。ぜひこの秋の夜長にみんなで楽しんで下さい。
|
|
|
ジャガイモは水に浮かぶかなぁ??沈むかな??土の中にできる野菜は水に沈む。土の上にできる野菜は水に浮く。と教えていただきました。 |
油と水について学びます。小さな博士たちが真剣な顔で聞いていますよ。 |
|
|
|
油と水を混ぜるとどうなる〜??そう!!混ざらないんだよねー! |
小さな容器に水と油が入っています。それを振って混ぜても時間が経つと分かれます。仲が悪いんだね…。 |
|
|
|
自分で実験するのは楽しい♪ |
かわいいスノードームの完成♪ |
田野尻 七星|課外教室
年中組レゴブロッククラブ「映画館」
2014年07月09日
こんにちは。レゴブロッククラブの増田です。
本日は、年中クラスの様子についてレポートします。
今回のレッスンは、「映画館」がテーマでした。
「アナと雪の女王」がブームを巻き起こしているためか、ほとんどのお子様が映画館に行ったことがあるようでした。そのため、映画館がどのような場所かについて、みんなの意見が飛び交い、活気あふれるレッスンとなりました。
最初に、映画館の座席についてみんなで考えました。まず、人形が座っている2種類の模型を見比べます。1つは平坦なところに座席があり、もう一方は座席が階段状になっています。それぞれを自分の目の位置まで持ち上げると、その違いは一目瞭然になります。そうです!後ろの座席の人でもスクリーンがよく見えるように、映画館の座席は階段状になっているのです。
そして、家でテレビを見るときと違うのは、自分以外にもたくさんの人が映画を観ていること。そのため、周りの人のことを考えて、どんなことに気をつけないといけないのかについても話し合いました。
映画館についてたくさんお話し、イメージが湧いたら、いよいよ映画館を組み立てます。
プレートと呼ばれる薄いブロックは、ポッチの間に挟んで垂直に立たせることができるので、それをスクリーンに見立てました。子どもたちは、自分が知らなかったブロックの使い方に大喜びです。
そして、後ろの人にもスクリーンがよく見えるように、階段状の座席を作っていきます。
作りながら、「これより先に行ったら危ないよという目印」「静かにしましょうと書いてる」など、公共の場だということを十分に意識し、独自のアイデアを取り入れた映画館を組み立てていきます。
自分のアイデアを表現し、さらに言葉でわかりやすく相手に伝える力が、ずいぶん伸びてきていると感じます。年少組さんのときは、自分のアイデアを言葉でうまく表現できず、口ごもってしまうこともありましたが、今では次々とアイデアが湧いてきて、言葉やブロックでどんどん表現できるようになっています。
レゴスクールの教育で大切にしていることの1つに「オープンエンド」というものがあります。それは、結果や作品だけで評価するのではなく、そこに至る課程でどのようなことを経験し考えたかを大事にする教育理念でもあります。そうすることで、自由な表現活動を制限せず、表現力、コミュニケーション力、そして自己肯定感を育み、自分で考える力を伸ばしています。
|
|
|
映画館の椅子はどんなふうになっていたかな。 |
ブロックは積み上げるだけでなく立たせることもできます。 |
|
|
|
階段状の座席ができあがってきました。 |
階段状の座席ができあがりました。 |
|
|
|
自分が考えた映画のお話を発表します。 |
|
増田 智子|課外教室
こんにちは、サイエンスラボクラブです。
6月も後半となりすっかり暑くなりましたね。幼稚園でも水遊びやプールがあるようで、涼しげでうらやましいです。
さて、今回の実験は暑い日にピッタリの水を使った実験です。
水の力で噴水を作ったり、水玉めいろを作ったり、最後はとってもきれいな万華鏡を作ったりしました。
まず初めは「噴水」を作る実験です。2本のペットボトルをビニルチューブでつないで作ります。水が入ったペットボトルを高く上げると、低い方のペットボトルで噴水が上がります。思い切ってペットボトルの上半分を切って、みんなで噴水シャワーを浴びながら実験しました。でもこれをお家の中でやったら床が大変なことに・・・!!ということで、持って帰ったのはペットボトルの中で上がる噴水です。
そして次は「水玉めいろ」です。迷路を書いた紙をビニール袋に入れて、その上をコロコロと水玉を動かしてゴールを目指します。ゴールに行く途中には落ちてはいけない池がたくさんあって、これがなかなか難しかったです。
最後はとってもきれいな「万華鏡作り」です。鏡の筒を覗いてみると、反射を繰り返して、見たものが無限に見えます。今回はビーズやスパンコールをせんたくのりの中に入れてゆっくり動く模様を作りました。ゆっくり動くというのがポイントで、これを鏡の筒で見ると、美しい模様がゆっくりと変化する幻想的な世界を作り出します。
作った万華鏡をお友達と見せ合いっこしたり、先生に見せてくれたりして、綺麗な模様を楽しみました。
次にみんなと会えるのは9月ですね。また元気なお顔を見せて下さいね。
|
|
|
あちゃ〜落ちちゃった? |
うわ〜きれい! |
|
|
|
ヤッタ〜!ゴールまでいけたよ |
笑い声が聞こえてきそうなお2人♪ |
|
|
|
噴水シャワーだ☆ |
噴水できたよ♪ |
田野尻 七生|課外教室