職場における合理化への取り組みと問題点

 

 パソコンの導入が生産性向上に資することは間違いない。

 但し導入に当たっては周到な準備が必要で、パソコンを与え導入教育さえすれば技術者は直ぐ活用すると期待するのは幻想である。

 生産性向上に資するためには、いかにData baseを構築してやるかがKyeである。

 (1)Data採取の自動化

 (2)自動化出来ない部分の手動入力のコスト低減

 これらは若干の予算を必要とするので、管理者の問題意識と経営者の理解が重要である。要するに各部門TOPの姿勢、即ち自らパソコンを使いこなし問題点を把握することが求められる。

 EX : 数値を記入したシートを使って、パソコンで単純に合計を算出するのと、計算機で合計を出すのはどちらが早いか。

 残念ながら計算機の方が早く算出できる。パソコンにData入力すればグラフ化なども容易で活用範囲は広いが、単純に合計するだけなら「Σ」を押すだけ余分である。計算機は入力すれば即合算結果が得られる。

 しかも現場ではこの単純合計と平均値、せいぜい標準偏差値くらいが頻繁に使われる数値である。

 こうした点から見てもData baseの整備なしには電卓の方が重用され、生産現場でパソコンの使用は進まない。
 パソコンを活用を推進する上で、Data baseの整備は必須事項である。

 

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