連鎖尾延長


連鎖のスタート地点を上にのばした折り返しに対し、連鎖の終わりをのばしていくのが、『連鎖尾延長』だ。いわば後付け。しかし連鎖が終わったときの形が想像できないと、連鎖尾延長は完成しない。

1雪崩式

 

実践的な連鎖尾延長のの一つが、『なだれ式』だ。連鎖の最後尾辺りの上に同色を集める。下からどんどん消えていくように置くものだ。この積み方のコツは3列にわたって1個、2個、1個、というように置くこと。こうすると両端のぷよがずれたときでもくっつきやすくなる。が、そんな都合のいい配ぷよがそうそうくるわけはない、連鎖に必要のないゴミばかりたまるのが関の山だ。ここは雪崩式だけで連鎖を作ろうとせず、階段積みや挟み込みを使って、ゴミ処理をしながら連鎖を作るべきだろう。

2かんぬき式

 

連鎖の最後尾のぷよを別の色でくるんでしまうというようにぷよを置く。配ぷよの関係で、最後のところに余計なゴミぷよが混ざってしまったときに、後で同じ色のぷよを追加して置いて、連鎖をのばしてしまうというテクニックにも使える。さらにこの上に雪崩式を積んでいけばいいわけだ。

3同時消し

 

多色同時消しを利用した強力な攻撃も、対戦でなかなか有効だ。下は、階段積みから同時消しが起こる例。連鎖尾延長での同時消の利点は、視覚的にわかりやすい。対戦での1秒を争う戦況では、複雑な連鎖尾を組むことが必ずしも最良の手段とはいえないのだ。
 また、対戦相手から見ても、一目で同時消しとわかるので威嚇にもなるだろう。

4めくり積み

 

連鎖尾延長の特殊な例として、『めくり積み』がある。これは、階段積みが終わった後に、逆方向の連鎖が戻っていくというもの。まさに折り返しの逆パターンといえる。
 積み方によって「めくり階段積み」と「めくり挟み込み」に分けられる。「めくり挟み込み」は階段積みの連鎖の最後尾の仕掛けをかんぬき式にくるんである。そして、連鎖が下段のフィールドの端までいくと、上段の挟み込みが消えていくという作りになっているのだ。


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