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どんどん制作活動

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.47
 3学期に入ってからの年少児の制作テクニックが目覚ましい成長を遂げています。特にはさみ!自分の思い描く形に画用紙を切り取ることが大変上手になりました。  
 わかば組では、寒い冬に食べると体から温まるおでんをテーマに制作。そら組は、日頃のあそびや学びの中に登場する大好きなりんごのキャラクターをモチーフに色画用紙やクレパスなどを使って制作活動を展開しました。どちらのクラスも通常は大変賑やかなのに、制作活動の際は誰も保育室にいないかのような静けさです。黙々とはさみを動かし、曲線・直線を慎重に、時にはダイナミックに、自分のイメージした形にどんどん切り取りました。もちろん、まだまだ、なめらかで美しい曲線ではなかったり、ギザギザしていてスパッと真っ直ぐな直線ではなかったりしますが、年少児のレベルとしては十分高い技術です。
 制作活動中は、次から次へとアイデアが湧きあがり、「先生、こんな風にやってみたい!」「これも作ってみる!」などと自由な発想で「主体的活動」ができたり、自分のイメージ通りに作業ができなくても途中で投げ出さずに納得ゆくまで頑張り続ける「やり抜く力」が見受けられました。この「主体的活動」「やり抜く力」は未来を担う子どもたちに必要とされる力であり、就学までに身につけたい力です。年少児のどんどん成長している姿が制作活動の場面でも見ることができ、嬉しく、そして頼もしく思いました。

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
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