まずは「芸術の秋」。園庭にある銀杏や楠、モミジバフウ、ナンキンハゼなどの葉を夢中になって拾い集めます。「あ、これ、オレンジ色と黄色が混ざってる！」「この形がカッコイイ！キレイ！」とブーケや髪かざりにして楽しみます。季節の移り変わりや自然の美しさを感じとる豊かな感性が育っていますね。秋が深まるにつれ、さらに紅（黄）葉する葉っぱに心奪われることでしょう。 　
　テニスコートでは年長児によるドッジボール大会が開催されています。チーム分けからゲーム進行、作戦タイムまで子どもたちが主体的に実践し、激闘を繰り広げています。ボールの投捕も上達しています。大型遊具では掴む、引っ張る、登る、渡る、這う、ぶら下がる、降りるなど、全身を使って多様な動きをし、それがおもしろくて繰り返し遊びます。これは「スポーツの秋」ですね。

　本園の園庭には、子どもたちが何かを発見し興味を持てる仕掛けがあちこちに散りばめられています。先に紹介した園庭遊びはほんの一部です。一人ひとりの子どもが、「何だろう？」「面白いな」「もっとやりたい！」と知的好奇心をくすぐられ、主体的に物事に関わる力を育む、「遊びこめる園庭」です。明日は何を発見し、どんな遊びが展開されるでしょう？ワクワクしますね。