見~つけた!年少組の「大好き」
- 子どもたちの歩み
- Vol.43
毎朝どんどんと元気よく歩いてきてくれる年少組のみんな。4月に入園した頃、幼稚園の玄関でおうちの方と離れるときに大声で泣いていた光景を懐かしく感じます。きっと、幼稚園での生活に慣れ、「大好き」なものにたくさん出会ったのでしょう。どんな「大好き」を年少児は見つけたのでしょうか。子どもたち 聞いてみました。
「ジャブジャブで遊ぶの!明日もするんだ。」少々肌寒くてもおかまいなしです。「あのね、自転車だよ。」ペダルをこぐ足の動きが力強く、上手になりました。「ブロック。○○ちゃんと一緒に遊ぶのが好き。」お友達のブロックも確保してあげます。「ダンゴ虫探すの。先生、探して~。」ダンゴ虫は大好きですが、まだ触れないようです。「大きなすべり台がしたいよ。」どんどん高いところまで登ります。 保育の時間の中では、絵本の読み聞かせが大のお気に入り。今まで大きな声でお友達と一緒にわいわいと遊んでいても、先生の「さあ、みなさーん。絵本を読みますよ。」の声でさっと静かになり、先生の声、絵本の言葉に聞き入り、物語の世界にぐぐぐっと入り込みます。読み終えたあとには、その絵本のことについて友達や先生との語り合いが始まります。それから、歌遊びも大好きです。 ピアノの音を聴くとパッと顔が輝き、楽しく元気に、思い思いの表現で歌い始め ます。リズムにのって自然と体が動き出してダンスタイムになることもあります。
「大好き」なものに取り組むときの子どもたちは、夢中になっています。夢中になって遊び込む・のめり込むことで満足感や充実感を味わい、心が安定します。また、「楽しい」「おもしろい」「もっとやりたい」という気持ちが、主体性を育むことにつながっていくのです。 年少児にとっては、始まったばかりの幼稚園生活です。幼稚園には、まだまだたくさんの楽しいことが隠れていますよ。さあ、自分の「大好き」をこれからたくさん見つけてくださいね。
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