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仲良しがいっぱい

  • 子どもたちの歩み
  • Vol.42
 この1年間、子どもたちは自分の身の回りにあるさまざまなものに関わり、興味をもったり、親しみを感じたりして「仲良し」になったものがたくさんあります。  
 年長児が体験型プロジェクト保育として取り組んだ「日本のキラキラ」シリーズでは、日本独自のすばらしい文化や風習、行事などから見つけた、たくさんのキラキラ輝くものに出会いました。その中でも特に「仲良し」になったものは、お米でしょう。自分たちで籾から育てた稲を収穫し、新米でおにぎり、藁でしめ縄リース、糠ではぬか漬けを作り、そのおいしさやすばらしさをじっくりと味わいました。その他にも玄米茶や恵方巻きなどを楽しみました。年中児はプロジェクト保育関連で大豆と仲良くなりました。大豆も幼稚園の青空農園で育て、枝豆としていただいたり、きな粉や豆腐、味噌、納豆作りに挑戦したりしました。
他にも秋の園外保育をきっかけに、どんぐりや昆虫などに非常に興味をもち、園庭でのどんぐり拾いや昆虫探しに夢中になりました。年少児は幼稚園で出会うすべてのものと仲良しになりました。園庭の大型遊具のユラユラ吊り橋渡りやはしご登りが得意になり、絵本や図鑑を読むことが大好きになりました。また、絵の具でのお絵描きや糊・はさみを使った制作、ひらがなのお稽古の腕も上げてきました。それぞれの学年の特徴的な保育を展開する過程で、さまざまなものと出会い、仲良しになってきました。しかし、一番深く「仲良し」になったのは、友だちや先生であることに間違いありません。一緒に遊び、会話をし、ときにはけんかをし…。親しみの気持ちを持ちながら互いを理解し、認め合って過ごした1年間で、子どもたち同士や子どもたちと先生との間で良き関係をしっかりと築いたのでした。

帝塚山学院幼稚園では未就園児の皆さまに
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