高2総合:コスプレ作家研究

2年生の総合の授業では、「名画のコスプレ制作と作家研究」を行いました。
モデルになった絵は、
フリーダ・カーロの「ひげネックレスとハチドリのセルフポートレイト」、フィンセントファン・ゴッホの「包帯をしてパイプをくわえた自画像」、ヨハネス・フェルメール の「真珠の耳飾りの少女」、東洲斎写楽の「三世大谷鬼次の江戸兵衛」、ピカソの「泣く女」の5枚です。
グループに分かれて、絵の中の人物が身につけている服や帽子などのアイテムを材料の工夫をしながら用いて名画になりきりました。発表の際には、「コスプレイヤー」と「プレゼンター」に分かれ、作家の紹介を行いました。
油絵のテクスチャーを真似るべく、色を塗った紙をちぎって貼り合わせたり、マスキングテープを細く切り服の模様にしたりなど、材料集めから制作方法までグループ一丸となって計画を練りながら進めました。
同じ絵を選んでいても、グループによって制作方法や材料がそれぞれ違う点が制作を進める中でいい刺激になったようです。プレゼンターが作家の紹介をする一方でコスプレイヤーは教員手作りの額縁に入り、絵と化してる様子は名画そのものでした。
どのグループもこだわりの詰まった発表をすることが出来ました。
帝塚山学院高等学校 美術系専攻


