今年は美術系専攻の体験授業では初の試みとして、マンガ専攻の体験授業も開催しました。
私たちが普段何気なく読んでいるマンガですが、実際に描いてみると「何気なく」読んでもらえるための工夫が隠されています。

授業では「びっくりした」をテーマに、「じゃーん」や「ガタガタ」など約35種類の限られた効果音から好きなものを選んで配置し、そこにイラストを描き込むことで四コママンガを作ります。
セリフなどは書き込まず、人物の仕草や状況、それを補助するための効果音だけでどれだけ読む人にマンガの内容を伝えられるでしょうか。
約30分という短い制作時間でしたが、それぞれ集中して効果音が含む意味と向き合って取り組み、誰一人としてネタが被ることはありませんでした。絵柄の魅力だけに留まらない、マンガを「描く」ことについて考えて頂く機会になったのではないかと思います。
　参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

◆10月〜12月の体験授業や実技講習会などのお知らせはこちらから