ARTを通し、
豊かな心と人生を育む。
人々の心と生活を豊かにするART。その表現分野は、映像・デザイン・イラスト・マンガ・アニメなど日々新たな広がりを見せています。近年では日本の漫画やアニメが世界的に注目されたり、ARTはすっかり人々の生活に欠かせないものとなりました。こうした時代のニーズを考え、帝塚山学院高等学校では2008年から美術コースを「美術・デザイン専攻」と「イラスト・マンガ・アニメ専攻」の2分野専攻に変更。より専門的な学びを目指すこの改革は、県外・海外からの入学生も出るほど大きな注目を得ました。
美術系両専攻では様々な取り組みを通し、視覚情報の役割がますます大きくなる現代を切り拓く「豊かな感性」「創造力」「表現力」「デザイン力」をもった人を育てていきます。
帝塚山学院高校美術コースの5つの特長
12分野専攻形式で多彩な専門授業
両専攻とも、1年次に描写や造形の基礎力をしっかりと身に付けるカリキュラムを用意。2年次から各専門分野を深める学びを展開します。
2美術館見学や高大連携授業で感性を育み、表現力を伸ばす
土曜日の午前中4時間連続で行われる「造形表現」や「高大連携」の授業を利用して、年間数回の「美術館見学」やカメラを持って校外に出かけ写真を撮影するフォトウォークを実施したり、コンクールへ出品するための「大作制作」に取り組んでいます。
また、多くの「芸術大学訪問」したり、芸術大学の教授による「高大連携授業」を体験する機会を設けています。プレゼンテーションを取り入れた授業も多くあり、近年必要とされている自分の考えを言葉でしっかりと伝える力も培います。
取り組みの様子
3活発な作品制作で全国的に活躍
毎夏に大阪市立美術館で開催される大阪私学美術展に絵画・イラスト・デザイン・テーマ部門などの様々なジャンルで出品参加。受賞数も大阪府下でトップクラスです。
近年の入賞実績(抜粋)
4ARTを感じ、創り出すための環境
美術やマンガの授業を行う3つの美術教室があり、各教室には無線LAN、プロジェクターや特注の美術机、30台のノートパソコンも完備しています。
その他に、CGやアニメーション、映像メディア表現のための美術専用のマルチメディア教室も完備。週2日、昼休みと放課後も使用でき作品制作にじっくり取り組めます。
美術教室前のライティングされた廊下ギャラリーには生徒達の数々の受賞作品が展示されています。
アートを感じ、発想し、創りだす環境が整っています。
5トップクラスの芸大進学率
美術系専攻1学年30〜40名ほどの少人数制。授業の充実と感性の成長、造形レベルの向上から、国公立芸大を含めた芸大合格者数は年々大きく伸び、進学実績は大阪府下でトップクラス。進学先も美術・デザイン・工芸・建築・教育・映像メディア・写真・ストーリーマンガ・イラストなど多方面のジャンルに進学しています。
進学サポートプログラム
授業以外に、本校卒業生の現役芸大生や教員によって週2回放課後受験実技講習、夏期と冬期には特別実技講習が開かれています。また受験本番さながらの「デッサン模試」も定期的に行い、様々な入試に対応する実践的な力を培います。